その他大勢とは言えないけど、そこまでフォーカスされた訳でもない。
同盟軍に興味がない人だったら第9艦隊司令のアルサレム提督とごっちゃになるやすい。
それがアップルトン提督の印象でしょうか?
OVA版では出番がほとんどないながらも最期のセリフとシーンが描かれて、それなりに印象的だったんですけどねえ。
アップルトン提督のプロフィールと戦歴
アップルトン提督のプロフィールをまとめるとこんな感じ。
- 階級:同盟軍中将
- 役職:同盟軍第8艦隊司令
- 戦歴:帝国領侵攻作戦(アムリッツァ会戦の前哨戦)に参加
- 最期:不明(OVA版では戦死)
同盟軍の提督の1人で帝国領侵攻作戦に参加。
そしてOVA版では第13艦隊のとばっちりを受けて艦隊崩壊したけど、最期はカッコよかった。
そんな印象。
OVA版の「私はいい」のセリフが印象的
OVA版ではそれなりに有能として描かれております。
メックリンガー艦隊に襲われて右往左往しているシーンがあり艦隊の3割近い犠牲を出しましたが、アムリッツァ星系まで艦隊を維持したまま撤退に成功してます。
帝国領侵攻作戦に参加して、第8艦隊と同程度の被害で済んだのはビュコック提督率いる第5艦隊ぐらい。
つまりこの時点でビュコック並みの用兵家としての才幹を示したと言っても良いでしょう。
もちろんメックリンガーが味方に被害を抑えるためにわざと攻勢に出なかったので被害が少なかったという可能性も0ではありませんけどね。
アムリッツァ会戦では第5、第13艦隊と並び同盟軍主力として戦いますが、第13艦隊にかわされたビッテフェルト艦隊の猛攻を受けて艦隊は崩壊。
アップルトン提督の旗艦も損傷を受けて部下から脱出を進言されますが、アップルトンは「私はいい」と言って拒絶。
そのまま旗艦と運命を共にしました。
アップルトンとしては艦隊崩壊した責任を取るために旗艦を下りなかったのでしょうか?
こういう責任の取り方を肯定的に取る人結構いるかもしれませんが、個人的には生き恥を晒してでも生き残って復讐戦に挑んで欲しかったですねえ。
ただ最期のシーンは印象に残ったのは確かです。
ノイエ版では空気扱い
OVA版では結構美味しい役どころだったと言えなくもありませんが、ノイエ版では活躍の場がほぼありませんでした。
出てない訳ではないですよ。
アムリッツァ会戦の前哨戦では時々思い出したようにアップルトン提督が出てるシーンありましたけど、印象に残らない感じのシーンばっかり。
そしてアムリッツァ会戦本編(第13話)では全く登場せず。
そのためアップルトン提督が戦死したのか生還したのかは不明です。